感情的ドリル

Ruby県から飛び出して関東にきたオタク

SHIROBAKO視聴中の感想と落合さん

SHIROBAKO Advent Calendar 2017、9日目担当のsakahukamakiです。
SHIROBAKO識者の皆さん初めまして。

前置き

私、アドベントカレンダーの登録時に「アドベント駆動視聴します」って宣言してたんですよ。実はその時まで私の中でのSHIROBAKOはすべて、SHIROBAKO Advent Calendarによって構成されていました。
SHIROBAKO Advent Calendarによって一人の新規ファンがこうして生まれたことを思うと、好きを叫ぶって大事なんだなあ、と思います。

と、いうことで、引っ越し作業をしながら、もしくはこれを書きながら見ていて思ったことをとりとめなく書いていきます。深い中身とかはないです。

言い訳

放送当時は、同居人が毎週楽しみにみているのを横目に「アニメを作るアニメか~」と軽く流していました。
当時は学生だったので、社会人四年生の今、このタイミングで見れてよかったと思います。

師走とはよく言ったもので、引っ越しやプロジェクトの炎上や諸々に巻き込まれて1期と2期のPVが出来上がる素麺大会までしか見ていません。それを前提に残りをご覧ください。

落合さん最高…

語彙力のないオタクが辿り着く最後の単語は、「最高」「無理」「しんどい」のいずれかだとは思いますが、私は「最高」にたどり着きました。
落ち着いた佇まい、整った顔立ち、先輩に頼み込まれて否と言えない優しさ(?)、落ち着いた声、「楽しいと思わないとやっていけないけどな」の不敵な笑み。最高です。何をとっても最高。無理……(おっと無理にも辿り着いた)
今度声優さんつながりでSAO見ます。沼の気配がする。
転職の挨拶の時、矢野さんとの阿吽の呼吸、普段の仕事では見えない素振りにドキッとしました。そういうの好きです。大好きです。

なんやかんやIT企業で働いていると、よその会社の誰がどこに転職した、などの話題がひと月に一度は流れてきます。うちの会社に転職してきたりもする。よその業種もそうなんだろうなー、と思います。クリエイティブな業界であればあるほど転職の話題が多いのでしょうか。お役所とか、銀行とか、そのあたりで転職ってあんまりイメージにないです。

落合さんに「sakahukamakiは向いてるよ、エンジニア」って言われたい~~~~言われたい~~~~もっとましなIDにすればよかった~~~!! 本名でお願いします~~!!!
あと「すまん濃緑…リリースまで見届けたかったんだけど…」とも言われたい。よろしくお願いします。松岡さんのドラマCD買えばいいですか。

転職するみーちゃん

「このままこの会社に居たら、三年後もホイール作ってる自分しか思い描けなくて」
やりたいことと、やってることが結びつかない気がする。分かる。すごくわかる。わかりみがすごい。
みゃーもりの脳内映像の中に、走ってきた先に分かれ道があって、どちらを選べばいいのかを悩んで、やりたい方向に走り出す。そんなシーンがあります。本田さんとみーちゃんが迷いなく走っていくのを見て、みゃーもりが立ち尽くすところでこらえきれずに泣きました。

個人的なことですが、転職を考えていて。どれだけプロジェクトの雰囲気が良くても、話しやすくても、綺麗なコードを好きなようにかけても、どこにもゴールが見えなければしんどいんですよね。
「何かを作ってるって感じがして、うらやましいです」ってみーちゃんの言葉がぐっさり刺さって布団から抜け出せなくなりました。
みーちゃんもモノを作っているはずなのに同じことばかりしてると自分の作ったものの結果が見えないんですよね。わかるわかる。私はまだ何とか見えてる。

ミキサー助手

藤明日香さんめっちゃ可愛い…かわいい…かわいい…とにかくかわいい…お名前の由来は何ですか…エヴァですか…私と同じ超少女明日香ですか…和田慎二だといいな…超少女明日香…なんか装備がかわいい…腕まくりするけど寒いって言いだすタイプの人かな…(自分のことです)

下柳さん

顔が好き。最高。基本温和で太郎の横暴でようやくイラっとするあたり最高。
70カット溜まってんだろ~って歩き出す遠藤さん(と太郎)を見送って顔を見合わせて笑うみゃーもりと下柳さん、身長差があまりないところを見ると身長にコンプレックスがありそうで可愛い。(全部憶測です)
遠藤さんに褒められた後のほっぺ赤いところも好きです。可愛い。抜け感のある男最高。抜け感という単語の意味が確実に違うことは分かっている。伝わってほしい。

興津さん そーくーる

1日目のkonifarさんの記事で興津さんについて語っていらしたのを読んで、なるほどこの人が左目が素敵な人、と思いながら見てました。
武蔵野アニメーション総務 興津由佳の左眼について

ショートカット、アシンメの前髪、左右にきっちりそろえたピアス。超イケイケの自分大好きでかっこいいお姉さんでした。
両耳開けてる人って自分の周りにはあんまりいなくて、いたとしても自己肯定感抜群の綺麗なお姉さんばっかりです。総務さんでジャケットかっちり着込んでる人はかっこいい自分が大好きで、それをキープするために毅然と前を向いて努力する人なんだろうなあと思います。
とにかくかっこいいお姉さんですね。

休職する矢野さん

お父さんと娘一人、父子家庭の矢野さん。小柄なお姉さんにしては大人っぽいなあと思っていましたが、そのあたりは家庭環境から育まれたんでしょうか。
食生活確実にジャンキーなのに考え方や後輩指導がしっかりしているの、ちぐはぐで不思議なんですよね。服装も髪型も可愛らしいのに、中身が凄く…なんだろう…言い方としては悪いんだけどいい意味でおっさんくさい…イケオジ感がある…。こういうのをまとめると姉御肌といいます。
アニメだからこそ、たたずまいと言動、全ての構成物が一つの方向を向いているのがテンプレートなのに、矢野さんは強さと弱さが入り混じっていて、不思議。でもそれが人間っぽさがにじむ理由なんだと思います。

父が倒れた、と聞いたとき、私ならどうするだろう。家族の中で一番父と仲が良くて、何かあれば父に相談するような娘なので、倒れたとか、死んだとか、起き上がれなくなったとか言われたら多分動けなくなります。というか考えてる時点で泣きそう。
そんな感じなので私は矢野さんと一緒に項垂れました。たどり着くまで太郎はなんて声を掛けたんだろう。
そういう時だけ太郎がかっこよく見えると信じています。きっといいことを言ってくれたはずだ。

りーちゃんの私服のイメチェン

なんとなく、なんとなくなんですけど、2期に入ってから私服がきりっとかっこいいものになった気がします。芋ジャー(かわいい)一辺倒な1期、友達と遊ぶ時の私服の1期、私服勤務の2期(の2話くらいまで)のりーちゃん。明らかに2期からすっとした服着てるんですよね。
雰囲気として、「普通の女子大生」から「かっこいい女子大生」に変わってるんですよ。何だろう、気の所為かな、でも選ぶシャツの種類が変わってる。気がする。確信はないです。
同級の親友が転職という新たな道を選んでいるのに触発されて自分の何かを変えようと思ったんでしょうか。それとも何かの資料をあさってるうちに影響を受けたとか。私はHiGH&LOWの影響を受けて私服の方向がまるっと変わりました。
でもまあ、受け手の私がそう思ったんだから、きっと何かが変わったんだろうなあ。時間を作ってもう一度、きっちり見たいです。

みゃーもりと私

「何だろう、私の最終目標って」「皆普通に夢とかあるんだなあ」
エンジニアとしてクダ巻いてるんですけど、やりたいことはまた別にあるんです。映画館に住みたいし、好きな本に囲まれていきたい。
出来るなら、自分の好きなことをして、生きるのに困らないくらいのお金を稼いで、それなりに蓄えがあればいいのかな。自分のやりたいこととやるべきこと、実現したい一番のやりたいことが分からないまま、みゃーもりと同じように夢を追う人たちを見ながら考え込んでいます。
最終話を見れば答えが出るんだろうか。楽しみなような、寂しいような。

総括

学生の頃見てたら、絶対「何言ってるか分かんない日常アニメ」で終わってたと思います。働いて、苦しんで、転職も考えて、いろいろ抱え込んでる今この時に見れてよかった。残りの話も、酒を飲みながら、泣きながら、膝を抱えながら、笑いながらみたいです。
とりとめのない感想ブログですが、最後まで読んでくださってありがとうございました!

とにかく落合さんが最高だって感動したことが伝われば満足です。

明日は変態仮面のスガオさんです!