感情的ドリル

Ruby県から飛び出して関東にきたオタク

人生に迷ったらコーチングを受けろ

f:id:ayakufe:20210730152400p:plain 強いタイトル使えばいいって聞きました。炬燵です。
最近コーチング受けて楽しかったので布教です。よろしくね。

tl;td

  • お松さんめっちゃいい人だから話してると楽しいぞ
  • 自分以外、第三者視点の観察がほしい人にはおすすめ
  • 寄り添うカウンセリングよりもう少し寛解に近い人向け

前置き

2020年の末から閉塞的な人間関係につらみを感じ、謎のイベントを開いている人と絡むようになり、漫画やイラストで飯を食ってる人との交友関係が広がりました。 同人誌を作れ内にある「イラスト依頼したいされたい会」きっかけです。
mocriを通じて、美麗イラストのお兄さんとか、毎日ドローイングしてるひととか、いろんな人がこの世にいるんですね。知らなかったな。おもしれーな世界。

そんな新たな知り合いが「コーチングを受けた漫画」をRTしていて、「え~なに面白そうじゃん~~!!!」と思ったので、「興味あるので一度お話できませんか?」とリプライを送りました。

コーチングってなに?

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まず漫画を読んで、あとはお松さんのnoteとか読んで貰えれば。

お松さんに「とりあえずお話ししませんか」と誘って雑談したときは、「まあわかんないけど話してみよ~!」というよりは、「多分信頼出来るからとりあえず信頼の裏取ろう」と思って話しました。確かそう。
日々のツイートを見る限りはただのオタクだったし、結局楽しかったこと以外何を話したのかも覚えていません。
コーチングとは何か、料金形態は、秘密保持契約的な概念は、みたいな話をざっくりしたあと、ワールドトリガーとかD.Gray-manとかの話をしたんじゃないかな…。本当に覚えていない。

何を目的にコーチングを受けたの?

ほぼUターンみたいな感じで田舎に引っ越してきて1年ちょい、最初の緊急事態宣言と前後するようなタイミングだったと思うんですけど、信頼出来る主治医を見つけて、新居に猫共々慣れて、ようやく視野が広くなったんですよね。仕事も割合安定してるし、なんか人生もうちょい前向きに生きていけそうだな、というのが分かってきた。
自分の説明書を作ろうとか、眠れない夜対策まとめとかをちまちま作っていた頃で、俯瞰は出来るけどやっぱり自分の視点だしな…と萎えてくることもあったりして、第三者視点の観測がほしいな~~~っていう欲求が一番でした。

身近なところだとカウンセリングしかないかな、と思っていたものの、別にそこまで寄り添ってもらわないと生きていけない訳じゃないし、というかカウンセラーさんに自分を打ち明けるまでに時間かかるし、と尻込みして二の足を踏みまくっていたときに「コーチング」という概念を知って、「それじゃん!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」って目からうろこが落ちたからです。
オタクから回ってきた情報でもあるし、信頼出来るオタクが信頼してるし、じゃあ俺も信頼出来るじゃん、とTwitterとnoteをざっくり読んでやっぱり信頼出来るじゃん、って話しかけて、雑談で思い出せないくらい盛り上がったならオッケー、と五月に予約を入れました。

初回のテーマは「自分の説明書を作る」で、結論は「時給?000円アップの恩返し炬燵になるぜ!」でした。どういうこと? それがコーチングマジック。

コーチングを受ける準備

  1. お松さんにDMを送る
  2. 日程とコース(単発・継続など)の相談をする
  3. 支払う

これだけです。ほかのコーチのことは知らん。

1軒目でしっくりくる店に出会ったら二度と冒険しないタイプです。
私はこれに加えて、そもそもDMを送る前にセルフコーチングをしました。

セルフコーチングとは

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詳しくは上記をじっくり読んで貰うとして。コーチングでも「あれ私の願望ってここか!」と知る羽目になるんですが、セルフコーチングでも似たような体験は出来ます。自分と向き合うなら座禅でもストレッチでもランニングでもいいと思うんですが、私の場合はすぐに迷子になるのでセルフコーチングシートとその説明書が必須でした。

この間座禅を組んで眠れない夜を越えましたが、西尾維新と自分を比較するのは馬鹿、という結論が出たので、やはり人生に迷ったときはセルフコーチングです。

あと、セルフコーチングしたあとにコーチングを受けると「自分でアレ書ききったんですか!偉い!」と無条件に褒められるのでおすすめです。達成感ある。
ただ、やっぱりセルフコーチングだと自分の視点でしか物事を見れないので、コーチと話をした方が身になる。少なくとも私はそうです。

お松さんとのコーチングの流れ

  1. 相互フォロワーの通話らしく雑談から始まる
  2. 猫の自慢をめっちゃする
  3. 近況やテーマから話を掘っていく
  4. めっちゃ話を聞いてもらう
  5. 三者視点からの提案に飛びつく
  6. お松さんのハイパー言語化タイム
  7. 締めの雑談

大体こんな感じ。二回目の記憶をベースに書いています。

お松さんのコーチングでは「専門領域の言葉は特に解説しなくていいので思うままに喋ってください」的なフォローが入るんですが、これが結構楽。私の場合はRailsとかRubyとか、編集者やコーチやってたら恐らく触れないだろう領域の悩みが結構あったので、その辺りを説明する手間が省けるのは助かりました。
(例:バックエンドえんじにゃ~として単価あげていきたいけどOSSコミッターとかになるつもりもないんですよ~)

お松さんがコーチングセッションのあとに送ってくださるいらすとやベースの振り返りシートというものがあるのですが、これがめっちゃ面白い。確かこういう話したわ、という記憶がよみがえってくる。要点のまとめ方が天才。

フィードバック

お悩み相談の高等技術、やっぱりサービス業なのでクライアントのフィードバックも送るんですよね。振り返りシートを貰ってニコニコしながら書いた自分の感想抜粋版を置いていきます。

- 結構脳みそ使うな……!と思いました。自語り好きな人楽しめそう。(わたしは楽しかったです!!!)
- そもそもどうしてそのテーマを選んだのか、情報を整理していくうちに動機と裏動機を認識出来て良かったです。
- 定期的に挟まれる思考整理ポイント良かったです。
- 同人や趣味は常に変化と進化を続けてるのに仕事だけ変化の種がないからくすぶってたんだ!と深夜にしっくりきたので共有しておきます
- 自分の発言を細かく肯定してもらえること、専門分野の解説が不要なことでスムーズに話せました。相互理解ではなく自分への理解を深めていくのにいい時間だったなー!と思います。
- 垂れ流した自分の発言を繰り返してもらうと「あっ自分そんなこと考えてたんだ…」と新たな気づきになりました
- 「なんだ自分の思い掘り起こしただけじゃん」とも思えますが、的確な誘導で辿り着けたものなので、プロに委ねて正解だったと思います。
- やっぱり第三者視点の観察っていいな~~~!!!
- コーチの姿勢として「同じものをみていますよ」っていう寄り添いが見られるのは本当に安心する

最後に

お松さん、こういうノリの面白い人なのでおすすめです。友達にほしいタイプ。

自分の変化がほしいとか、そういう人におすすめです。
もちろん希死念慮にとりつかれてしんどいとかは本職に頼んだ方がよくて、ライフプランやらキャリアプランに行き詰まってる人はカウンセリングじゃなくてコーチングもアリだと思います。私はそのクチだった。

身近じゃない、違う世界を通ってきた人の視点は染みるぞ!