感情的ドリル

Ruby県から飛び出して関東にきたオタク

退職して無職を満喫して転職した

台風も迫る中皆様いかがお過ごしでしょうか。私は猫のトイレを洗って洗濯物を干した所です。
タイトルの通りなんですが退職して無職を満喫して転職して出社初日を無事終えました。
(退職した瞬間のツイートは観測できなかった)

以上。あとは蛇足です。

ついでに、あと10日寝ると誕生日なので合わせて祝ってください。誰だって祝われたい。 欲しい物のリスト ※銀盤時計は同人活動のサークル名です


オフだとよくネタにするんですけどオンラインでちゃんと文章にしたことはなかった&干支が二周するので厄落としみたいな気持ちで過去を落としていきますね。本当に酒が入るとよく話す内容なので覚えがあったら飛ばしてください。
前職に入社したのが19の頃なので(まだ忘年会で酒を飲めなかった)大体5年くらい同じところで働いていたことになります。
基本的に精神に波がある人間なんですが、昨年末から今年の頭にかけて、気温が下がると共に精神の波が不調にガンガン振れていたんです。その頃入っていたプロジェクトでは毎日朝夕会で進捗を共有していたんですが、2年目氏のクソコードをあげつらって笑い合う会も同時開催されていて、あ~~~不快不快とか思っていたら体が反応して会社に行くと気分と機嫌と体調が悪くなるようになって三ヶ月くらい休職しました。
休職期間に10年弱付き合いのある関西圏のフォロワーと飲むべく神戸に行って、三宮で飲んで、Fateの聖地巡りもして、「あ~~~楽しいな~~~~よし関西引っ越そう三宮に行こう」くらいの気持ちで転職を決めました。
一月後RubyKaigiに行きました。エモリハウス体験(初日の夜の記憶が無い)も美味しいお酒もその辺に転がってるRubyコミッターの存在も本当に楽しかった。これ元々は仕事行きたくない一心で遊んで美味しいもの食べてお酒を飲むために旅行として行く予定だったんですけども、転職の意思が固まっていたので「RubyKaigiに出展している or 参加する金を補助してくれる・関西で働ける」会社を探すのが第一目標になりました。
RubyKaigiは沢山のすげー人が居て、島根県でぶつくさいって職場で重宝されているだけの自分なんてその辺掃いて捨てるほどいるくらいなんだなって安心して、自分の特殊なところは経歴くらいかな~よっしゃ同人がんばろう~仕事辞めよ~みたいな気持ちになれます。
「地元で転職しないの?」って意見も頂戴したんですけど、知りうる限りの島根県Rubyやってる同業他社は大抵給料がアレか条件がアレか同僚予定がアレか実妹が働いているか親父が働いているかのどれかに当てはまってしまうので無理だったんですよね。ご縁がなかった。縁結びの国だけに。はい。結ばれる縁はなかった。私の掲げている希望条件だと難しかった。むしろスキルがあってIターンしたいですって人には島根県のアドバイザーと私の知る限りのおすすめの会社をお伝えするのでDMください。
そもそもオタクなので東京に近ければ近いほど良いし、新幹線が停まる世界に行きたかったし、インターネット経由で知り合った友人は大抵東京か関西にいるのでやっぱりそのあたりに行きたかった。だから地元からは出たかったし、そもそも地元にいても希望の金額貰えないしな~みたいな感じです。金額は大事。オタクだもん。

閑話休題(それはそれとして)

皆さんプログラミング教育についてどう思います?
島根県島根県松江市は教育事業として「中学生Ruby教室」と「高校生Ruby教室」と「Ruby合宿」ってのをやっていて(主催が全部島根県だったのか松江市が混ざっていたのかは忘れてしまった)、私はその3つを綺麗に経由しました。教室系の2つはあの…覚えてるor知っている人が居るのかは分からないんですけど…DxRubyでシューティングゲームを作る課題だったかな、林檎とか蜜柑とか、判定位置とかXとかYとか座標を指定して当たり判定をガバガバにしたり即死ゲーにしたりする自由工作の時間だったんですけど、要するに自由度の高い体験をそこでしていたんですよね。Ruby1.8とかで。
Ruby1.8とかだったので、高校生になって教わりながらRubyの環境を自分で作ってさあ動かそうと思ったらRuby2.0だと動かない。エンコード違うからね。あとマジックコメントの扱いとかまあ色々違ったので、今思えば「私Rubyバージョンアップ問題に直面してたじゃん!!!!」みたいな感じです。当時は「えっなんか動かん」みたいな感じだった。


切欠はこれと、あとオタクなので自作HPとかに手を出してHTMLとCSSに触れていて、触れた結果どうなるかというとWP的な闇のバイトを斡旋されるようになります。
これは両親に恵まれていたの一言に尽きるんですが、私をRuby教育事業のイベントに放り込んだ父と、変数の概念を教えてくれた父と、CSSで要素を横並びにする方法を教えてくれた母と、floatプロパティを教えてくれた母と、闇のバイトを引き継がせやがった母のお陰でRuby on Railsでお仕事をする下地が出来上がっていたんですよ。やばくないですか? 恵まれすぎじゃない? なので調子に乗ってこういうことを言います。

結構な頻度でルビカンに参加しておいてコミュニティに属してないとかよく言えたなこいつ。それはさておきこうして下地が出来上がったらあとは職安のIT系の養育コースを通って就職します。
まあ簡単ではないし、プログラミング教育の質にもよるし、本人が創作するタイプのオタクじゃなかったらHPを作ろうとも思わないし、両親がオタクで家にクッキングパパ超人ロックと怪盗アマリリスとエトセトラが並んでいなければオタクになっていないし、そもそも島根県東部じゃないとそれなりの教育を受けることは出来ない。(最近は島根県出雲市の方で西部まで足を伸ばして教育イベントをやっているのでこれはそのうちなくなる垣根のはず)

長くなってきたので疲れましたね。5000文字を超えました。pixiv(リリース)の文字数検索なら短編の分類に突入します。

就職してどうなったかというと普通にrails newしました。合間にオブジェクトパスカルなるなんかをコピペしか能がない頃に経由したけど本当にコピペしか能がなかったので記憶が無い。コピペの勘所が良いねって言われたの当時イラッとしたけど今思えばまあ許せる範囲の皮肉ですね。勘所が良いのは自分の才能だと思っているんですけど、もうちょっと対無能人間に対するコミュニケーション能力のパラメータも欲しかった。今から増やしていきましょう。
Railsのなんかいろいろを覚えて、ActiveRecordにじわじわ詳しくなったり、CSVを延々とエクスポートする人間になったり、ApplicationRecordに喜びつつ扱いに困ったり、Thinreportsをガンガン使い込んだり、1~4ヶ月のスパンでプロジェクトが変わる受託気質の会社だったのが幸いしていろんなことをいろんなタイミングで吸収できました。これも恵まれている。
まあガンガン新技術や知らない枯れた技術に触れるのは良いことだったんですが、3年目後半にもなると「CSV?もうやったな」「Devise?もうマニュアル読んだな」「STI崩れてんじゃねえか誰だよ変なことしたの」「PDFはThinreportsがお好みですか?可変ならPDFKitですね」「CSSはSass?SCSS?それともless?」みたいな感じで大抵のことはやってて大抵のことは飽きます。業務じゃなくて利用するサービスに執着したり、エディタのカスタマイズに走ったり、延々とログインシェルを直したりとかそういうことをします。社内のGitおじさんにもなって、右に壊れたリポジトリがあればindexを確認し左にpushできない人が居れば一緒にsshの設定を確認したりとRubyとかRailsじゃないところのスキルを磨き始めるんですよ。飽きてるから。だからなんとなく退職したいな~転職したいけど別にやりたいことないしな~って感じになります。
転職とか退職とか向上心の欠如とかが重なって、精神の波が不調に振れているときに休職して、三宮があんまりにも楽しくて「関西に行くぞ!」って思わなかったら多分まだ精神すり減らしながら働いてたんじゃないですかね。
長いな~~~~。とにかく私は両親にも友人にもフォロワーにも恵まれていたので! 今日までこうしてRuby on Rails周辺の技術でお金を貰っているし社会で動くサービスの一部を作っているし! オタクも元気にやっている! 経済も回せる範囲でガンガン回している! ここまで読んでいただいてありがとうございます!

今度会ったらお話ししましょう! 


干し芋の再掲と一緒に肉を焼きたい人の募集です。 欲しい物のリスト

以上