感情的ドリル

Ruby県から飛び出して関東にきたオタク

猫がカイロの鉄粉を食べた場合

えー、炬燵です。この度のやらかしに関してはご本猫へ誠心誠意の謝罪をし、日々様子を見ながら生活しておりますので「猫が遊べる範囲にカイロ置くなよ」などの心ない現実を知らねえ俺の家の場所も知らねえ他者からのご意見は求めていません。

簡潔に

使用済みカイロを爪で破き、中身をがっつり猫が腹に収めていました。深夜なので様子を見つつうとうと。数度の嘔吐を確認。病院と相談したところ、中身をまるっと吐いていて、下痢の気配がないなら様子見でオーケーとのこと。もちろん下痢とか吐いたりとか咳くしゃみよだれその他普段とは違う様子があれば病院に早く行くようにとは言われたが、幸い(まじで幸い)他の異変もなく、今日までゆるゆるにゃんこライフを送っているので様子見の日々を送っています。

そもそもどうして

冷え性なんですよ。カイロを腹とか腰とかに貼って温めて寝ています。手間が増えるとすべてを放棄してしまう悪い癖があるので、ゆたんぽよりもカイロを導入しています。低温やけどなどのカイロ被害に遭ったことはないです。
寝相がとても悪く、カイロが朝起きたら消えているなどの現象があり、寝床にカイロが落ちていることへの精神的ハードルが地面にめり込んでいました。掃除も苦手です。やるけども。
小さくて温度も高くて、あと一袋で二つカイロがある「靴下用カイロ」というジャンルがあり、便利に使っていました。ただこれ、腰や腹に貼ることを想定している普通の貼るカイロよりも使用後の凝固が緩い。これが悪かった。

その日取った行動

長風呂から上がると猫が見当たらず、どこにいるのかなーと家中を探し回った結果、使用済みカイロ(靴下に貼るやつで固まりにくい)を三つ破いている猫がベッドの上にいました。やっべー悲鳴が出た。
子猫もその場にいたんですが、子猫はただうとうとしているだけ、口を覗いても舌の変色も歯に鉄粉がついていることもなく、別部屋へ隔離することで対処終了。五歳児の方は舌先がオレンジ色になっており、口の中には鉄粉がちらほら。アウトじゃん。
猫の口に指つっこんでも吐いてくれなかったので(それはそう)人間が寝ないようにずっと様子を見ていました。マジでそれだけ。寝落ちしたりしたけど、猫の嘔吐特有の音で起きていたのでセーフかな…人間はアウトだよ全般的に…。
嘔吐は計三回。ド派手に嘔吐いた後の吐瀉物は、消化中のフードとものすごい量の鉄粉鉄粉は、プレミアムでバニラビーンズがしっかり見える! というタイプのバニラアイスの倍くらいの濃度がありました。つまりびっしり。おまえどんだけカイロ食ってんだよみたいな気持ちになりつつ処理。二度目は濃度が下がりつつ、また胃液の色も落ち着き、粘度が下がり、液体っぽい感じが増していました。三度目はほぼ液体、気持ち程度に入ってる黒ごまみたいな鉄粉を見つつ、ほぼないので一旦胃を空にしたのかしら、と様子を見ていました。
あとはうつらうつらして、起きて病院に電話して、午前中一杯様子を見て、午後からは日常に戻りました。

今後の対策

カイロは使用後速やかに片付けたい。靴下用ではなく大判の貼るカイロを使っていく。そもそもの冷え性を改善したい。カイロ以外の異物に関しても注意をする。普段の猫の様子と比較できるよう、普段から全力で愛でる。食欲の権化をいなすためのフードや皿、食事のタイミングを模索していく。